MNP案件というものを聞いたことありませんでしょうか?
MNP案件というのは、スマホののりかえのことです。
Mobile Number Portabilityの頭文字をとって、MNPと言っているわけですが、簡単にいうと今利用している会社から他社に乗り換えるということだけなのです。
今契約している会社から他社にのりかえるだけ
今利用している会社から単純にのりかえることをMNPと言いましたが、MNP案件というのはどういうことなのでしょうか?
条件や価格まで提示されている
MNP案件というのは、条件や価格まで提示されていることを指します。
例えば・・・・
一例をあげましたが、このようなスマホの本体代金含めて価格まで提示されていることをMNP案件というのです。
MNPを利用することで、基本的にスマホをお得に購入することができるということになります。
なぜそのようなことができるのでしょうか?
他社からの契約を奪うことが目的
MNPというのは、他社から契約を奪うということが目的なのです。
今ドコモを所持していたとします。
その後auへ同じ電話番号で乗り換えたとします。
するとauから見ると、ドコモの数を減らして、auに来てくれたということになります。
単純にドコモの売上をauの売上に付け替えたということになり、au側からすると相手の売上を落とす行為となるわけなのです。
大手キャリアというのは、かなりしのぎを削って契約を奪い合っている状況となっていますが、MNPに関しては他社から契約を奪うということも目的の一つとなりますので、他社から契約を奪い他社の売上を落とすことができれば、相当成果は大きいのです。
そういうことで、他社から契約を奪うことが目的で広告宣伝費としてMNPを行うことはお得になっているのです。
広告宣伝費がキャッシュバックに
広告宣伝費というものが、結果的にキャッシュバックとなっていることを知っていますか?
他社から契約を奪うということは、仮に現状で他社に3000円支払っているとし、今後自社に3000円払ってくれるとするのであれば、他社の売上が3000円マイナスで自社の売上が3000円プラスとなります。
それを1年間契約し続けてくれたら、他社との差は72000円ということになります。
他社から自社に契約してもらう時に3万円でもキャッシュバックをつけているとどうでしょう?
他社の利益を奪っているので、結果的に3万円支払ったとしても、他社と比較した時に4万円ほど自社利益を積みますことが可能となるのです。
キャリアというのは、かなり大きな会社となっていますので、トータルの利益からするとかなり安価なものとなっています。
そういうこともあり、広告宣伝費を支払ったとしても、それほど高いものではないのです。
定期的に乗り換える人がいても当然
当然ながらこのような安価な価格となっていますので、定期的に乗り換える人がいても当然なのです。
ただし毎月のように乗り換えることは出来ないのです。
毎月乗り換えるということは、一度乗り換えた会社からまた同じように他社に乗り換えていくということになりますが、それを毎月のように繰り返すといわゆるブラックリスト入という状況となり、次回から契約ができなくなります。
なぜならある一定期間契約し続けて欲しいというキャリア側の思惑もあり、すぐに乗り換えを行うユーザーには一定期間契約出来ないことになります。
毎月のように乗り換えられては、ずっとキャッシュバックの払い出しだけが増えますからね。
そういうこともあり、定期的に乗り換えることはOKですが、短期的に乗り換えることはオススメできません。
通常であれば、半年以上は次回の契約まで期間をあけておく必要があるのです。
MNPは通常広告宣伝費として思っておければいいでしょう。
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